METALIVE S Lamborghini GT3、スーパーGT第4戦富士に向けてウラカンGT3エボ2を投入。公式練習でシェイクダウンへ
8月3~4日、静岡県の富士スピードウェイで開催されるスーパーGT第4戦『FUJI GT 350km RACE』。週末に向けてサーキットでは酷暑のなか準備が進められているが、JLOCが走らせる87号車METALIVE S Lamborghini GT3が、ついにランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2に変更された。 今シーズンも松浦孝亮と坂口夏月のコンビで参戦するMETALIVE S Lamborghini GT3。JLOCが走らせる2台のウラカンのうち、僚友のJLOC Lamborghini GT3は2023年途中からエボ2に変更されているなか、これまで87号車はウラカンGT3エボの2019年モデルで戦ってきたが、第4戦からついにエボ2に変更された。 チームによれば、このエボ2は当初予定ではもう少し早く到着する予定だったというが、便の遅れにより、日本に到着したのは7月31日の水曜日だったという。本来、事前にシェイクダウンをする予定だったものの、日本到着後そのまま富士スピードウェイに持ち込まれ、カラーリングやGT300への対応作業などを行った。そのため、第4戦のレースウイークがシェイクダウンとなる。 とはいえ、待望のエボ2投入だ。すでにJLOC Lamborghini GT3が高いポテンシャルをみせているだけに期待も大きい。坂口に聞くと「エボ2は昨年からテスト等でドライブさせていただいていますが、まだその時はマシンも煮詰まっていなかった状況でした。しかし今はすごく調子が良いですし、今の煮詰まった状況でのエボ2はすごく楽しみです」と語った。 「今回はシェイクダウンとなりますし、まずは完走が目標だと思いますが、しっかり走ってくれたらクルマの素性が良いのは分かっているので、シェイクダウンから攻めていきたいですね!」 これでカラーリングも88号車とおそろいとなったが、2台のエボ2が並ぶ姿は壮観。今後の活躍に大きな期待がかかる一台だろう。 [オートスポーツweb 2024年08月02日]