大宮工業と統合 浦和工業OBの男性が講演/埼玉県
再来年の春に、大宮工業高校と統合する浦和工業高校。閉校するのを前に、学校の卒業生で、物流会社の代表取締役の男性が講演し、後輩たちにエールを送りました。 講演したのは、1999年にこの高校の機械科を卒業し、現在は、都内の物流会社「北商物流」の代表取締役を務める瀬戸口敦さんです。 講演会は、再来年の3月に母校が閉校することを瀬戸口さんが知り、後輩にエールを送りたいと企画し、2年生と3年生のおよそ260人が参加しました。 瀬戸口さんは、熊本地震の際に、物資を運んだことや、フィリピンで、雨の度に道路が寸断されて使えなくなる地域に、橋を建設するのを支援したことがあるということです。 瀬戸口さんは、「人のためになりたいなと思ったらチャレンジしてほしい」と社会に貢献することの大切さを伝えました。 また、自身は高校を卒業していったんは就職したものの、1か月で仕事を辞めてしまったということです。 しかし、努力して起業した経験から、「社会は厳しいところだが、社会に出て働くことは楽しいことだ」と後輩たちにエールを送っていました。
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