合言葉は「ゾス!」令和のパワハラ上等社長、過剰コンプラ時代に「適切にもほどがある」「自分を追い込みたい若者が増えた」
■山本氏「もう堅苦しい。もっと自由な発言に持っていかないと」
グローバルパートナーズでは、全社員を"経営者予備軍”だとして育成を行っている。その中の取り組みの一つが査定だ。「3カ月に1回、査定期間がある。あいつがずるいとかフェアじゃないとなったら、新しい評価制度を社員たちが議論して決める。自分の給料やボーナスも自分たちで決める。たまに会社は単月赤字になるが、社員が間違えて還元率を上げすぎたからで、『これでは持続可能性がない』と下げたりする。飲食店に例えたら、社員に仕入れ、味付け、値付け、採用も広告宣伝も全部やってみろということをやる。30年間で700人、社長を作った。たぶん日本記録だと思う」。 そして山本氏は、改めて現在の風潮に疑問を投げかけた。「今年の流行語が『不適切にもほどがある』からだったが、それを考えると『適切にもほどがある』だ。もう堅苦しい。もっと自由な発言に持っていかないと。もっとガンガンやった方がいい。僕は本当にやる気のない子、心の弱い子にスパルタはやらないが、世の中の風潮がホワイトで、会社で思いっきり暴れられない人が何十万人もいる」。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部