大の里独走10連勝 後続に2差
●大関昇進目安まであと星2 大相撲秋場所(両国国技館)10日目の17日、関脇大の里(津幡町出身、二所ノ関部屋)は関脇霧島を寄り切り、初日からの連勝を10に伸ばした。1差の霧島を退け、後続と2差をつけて首位を独走。直近3場所で通算31勝となり、大関昇進の目安とされる33勝まであと星二つに迫った。 【写真】霧島(左)を攻める大の里。寄り切りで破り10連勝=両国国技館 大の里は元大関の立ち合いの変化に動じなかった。すぐに体勢を立て直すと、素早く得意の右を差し、上手を引かれても構わずに左のおっつけで攻め、力強く寄り切った。 幕内では霧島、若隆景、錦木、高安の4人が2敗で続く。11日目は西前頭4枚目の琴勝峰と対戦する。