【ヤクルト】高津臣吾監督「全部無駄になった」山野太一の不用意な1球に怒り 打線テコ入れも1安打零封負け
◆JERAセ・リーグ 巨人3―0ヤクルト(5日・岐阜) ヤクルトは投打がかみ合わず、連勝が2でストップした。山野太一投手が4回まで無失点の好投も5回に岡本に3ランを許し、これが決勝点となった。 【写真】「全部無駄になった」高津監督が怒った山野太一の不用意な1球 打線は中4日の戸郷に対して、1番に西川、村上を4月16日の中日戦以来となる2番に据えるなど、テコ入れを図ったが、西川が初回に放った1安打のみで零封負けとなった。 0―0の5回2死一、三塁。ヤクルト・山野はピンチで岡本に初球の甘く入った直球を右翼席に運ばれた。初回の第1打席、3回の第2打席も初球から積極的に仕掛けてきていた相手の主砲に対して不用意な1球だった。高津臣吾監督は「全部無駄になっちゃったね。あの1球で。わざわざ投手コーチに『初球、気をつけろ』を言わせに行かせて、配球もコントロールもミスしたわけなので、悔しいですよね。投手コーチもバッテリーコーチもご立腹じゃないですか。ジャイアンツの4番・岡本さんですからね。悔やまれる1球ですね」と厳しい表情だった。 打線は戸郷を打ち崩せず。「いろいろ対策練って打席には立ったんですけど、できたことも、できないこともあって非常に難しい投手でした」と脱帽した。
報知新聞社