松田元太、劇中歌を初ソロ歌唱&”独特な役作り”を明かす「ファンサービスがずっとライオンの手に…」<ライオン・キング:ムファサ>
Travis Japanの松田元太が11月28日、映画「ライオン・キング:ムファサ」の魅力を伝えるべく実施されたイベントに登壇。過去最高となる約1500人の観客の前で初めて劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」のソロ歌唱を行った。 【動画】Travis Japan・松田元太と尾上右近が「ライオン・キング:ムファサ」劇中歌を初歌唱 ■松田元太「福岡のファンの皆さんはファミリー感がある」 本イベントの会場となったのは、三井ショッピングパークららぽーと福岡の中央メディアパークの広々としたオープンスペースのステージ。タカ役の松田によるイベントを楽しみに、会場には多くの人々が集まり、中には応援うちわを持った人たちも見られた。 ライオンカラーの衣装を身にまとった松田がステージに登壇すると、会場からは盛大な拍手と歓声が。Travis Japanのツアーで訪れた福岡の印象を「福岡のファンの皆さんは本当にあったかくて、コンサートもワンチームで一緒に盛り上がってくれてたり、ほんとあったかくてファミリー感もあって大好きな方々です」と語った松田。 地元愛に溢れた会場の人たちも松田による「福岡―!」の呼びかけに歓声を上げ、松田が「福岡は屋台もあってラーメンも大好き。替え玉もしまくり、最高替え玉は5杯!」と言うと会場も大いに盛り上がった。 ■松田元太の声優発表に「メンバーたちもよっしゃ!」 本作での声優初挑戦について「ディズニーさんのファンとして、ディズニー作品を観て育ってきた部分もあったので、今回こうやってお仕事に携わらせていただき、本当にうれしかったです。大好きな『ライオン・キング』の…しかも、後にスカーとなるタカの声をやらせていただけてうれしかったです!声優発表の際にも、メンバーたちもよっしゃ!と喜んでくれたので、うれしかったです」と、決まったときのエピソードを語った松田。 「ライオン・キング:ムファサ」については「ディズニー史上最も温かくて、本当に切ない“兄弟の絆”の物語となっています。本当の『ライオン・キング』は、ムファサを見ないと完成しないので、絶対に皆さんに観ていただきたいと思います!」と熱弁。 自身が演じるタカ役については「皆さんがオリジナル作品でも知ってるように傷があるスカー。ヴィランでちょっと恐ろしいイメージがあるんですけど、今回のタカはかわいらしい時代があり、天真爛漫で無邪気で、自分にも共通点があるなと感じました」と語った。 ■松田元太の独特な役作りの方法 役作りについて、松田が「誰もいないところで吠える練習はしましたね!また、ワールドツアー中に合格しましたという発表を受けて、その時アジアをまわっていたんですけども、本番1時間前に合格を聞いて、その日のファンサービスがずっとライオンの手になってました!」と語ると、会場からは「気づいてたー!」という声が。 本作で初共演となる尾上右近の印象については「初めてお会いしたときに、ケンケンって呼んで!ゲンゲンって呼ぶから!と言ってくれて。自分のお兄ちゃん的存在ですし、リスペクトしています!」と、本当の兄弟さながらの仲の良さを感じるエピソードを語った。 右近と一緒に歌う劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」については「ムファサとタカの二頭のライオンが歌うシーンがあるんですけども、それぞれのライオンの思いが丁寧に歌詞に乗っかってたり、メロディーのラインだったり、ハモリの部分があってムファサはしっかりと土台でタカを支えるように歌ってくれて、タカはもう自由にバーッと歌うみたいな感じで、本当にストーリーとリンクしていて兄弟の絆を感じる1曲になっていますね」と、楽曲の魅力を語った。 ■ムファサ役・右近の“ムファぶり”で松田が劇中歌を初ソロ歌唱 先日東京で開催されたイベントでは、松田と右近が、劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」で息のあった歌声を初披露した。 本作で初共演の右近と松田だが、お互いを“けんけん(右近の愛称)”、“げんげん“と呼び合うなど、本当の兄弟のように仲の良い2人。イベントではムファサ役の右近からサプライズメッセージが到着し、右近からのムファぶり(無茶ぶり)を受け、松田が劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」をソロで初披露することに。 初めて1人で歌うことに緊張しつつも約1500人の観客の前で歌唱を初披露した松田は、「ムファぶり楽しかったです!歌えてよかったです!」と満足げにコメント。会場には盛大な拍手が巻き起こった。 会場の熱気が冷めやらない中、松田は最後に改めて「ディズニー史上、もっとも温かく、切ない兄弟の絆を大切に描いているストーリーです。『ライオン・キング』は『ライオン・キング:ムファサ』を観ないと完成しません。是非、12月20日劇場でご覧ください!今日はお越しいただき本当に本当にありがとうございました!」と、映画公開を待つファンに向けてメッセージを贈り、盛大な拍手に包まれながらイベントは終了した。 なお、超実写版「ライオン・キング」(2019年)はディズニープラスで配信中。