現行契約は来夏で満了…去就注目のトーマス&ジョルジーニョ、後者はコーチ就任の可能性も?
アーセナルの中盤を支えるガーナ代表MFトーマス・パルティとイタリア代表MFジョルジーニョの去就に注目が集まっている。 現在31歳のトーマスは2020年夏にアトレティコ・マドリードからアーセナルへ完全移籍加入。度重なる負傷離脱がありながらも、ミケル・アルテタ監督からの信頼は厚く、アンカーを主戦場にここまで公式戦122試合に出場し6ゴール4アシストを記録している。 また、現在32歳のジョルジーニョは2023年1月に同じ街を本拠地とするチェルシーから電撃加入。スタメン起用の機会こそ少ないものの、ここまで公式戦通算55試合出場1ゴール3アシストという成績を残している。また、キャプテンマークを巻く試合もあるなど、トーマスと同様にアルテタ監督からの信頼は絶大だ。 そんな若きアーセナルを支える2人のベテランMFの現行契約は2025年夏で満了に。ジョルジーニョの契約については1年間の延長オプションが付随しているものの、トーマスは来夏で契約満了を迎えることから、その去就には大きな注目が集まっている。イギリス紙『ミラー』によると、一部のクラブ幹部は加入当初からのトーマスの稼働率を問題視しており、高額給与を盛り込んだ新契約を提示することに懐疑的な見方を示しているという。 しかし、直近のトーマスは安定したパフォーマンスを続けており、アルテタ監督やエドゥSD(スポーツディレクター)からの評価も依然として高い模様。今冬および来夏の移籍市場での“後継者”の確保が困難と考えた場合には、新契約締結に向けた交渉がスタートする可能性もあるようだ。いずれにしても、契約満了まで半年を切る1月からはフリートランスファーでの移籍に向けた他クラブとの交渉が可能になるため、アーセナルとしてはなるべく早い段階で決断を下したいところだろう。 一方、ジョルジーニョについては、1年間の契約延長オプション行使に加え、今シーズン終了後に現役引退し、アルテタ監督のコーチングスタッフに就任する選択肢がクラブ内部で検討されているとイギリスメディア『FootballTransfers』は伝えている。
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