ゲーム会社に就職したフリーアナ・内田敦子 転職活動中「人生もうダメかも…」前に進めたワケ
日テレNEWS NNN
7月にゲーム会社『SEGA』へ入社し、並行してフリーアナウンサーとして活動する内田敦子さん(37)にインタビュー。2023年に異例の転身を遂げた内田さん。入社して半年がたち、現在どんな仕事をしているのか? また、転職活動中の悩みや乗り越えた方法などを聞きました。 【画像】フリーアナ・内田敦子を取材「なぜ、ゲーム会社に転職?」
■ゲーム会社に就職して約半年 どんな業務を担当?
――2023年はどんな1年でしたか? 夏(7月)にゲーム会社の『SEGA』に転職しました。これまでのフリーアナウンサー業も引き続きやらせていただけるということで、平日会社員をやり、会社の仕事がない時間帯にフリーアナウンサーとしての仕事も続けていくという形になったことで、働き方が変わったというよりもハイブリッドになりました。
――具体的にどんな仕事をされているんでしょうか? 動画施策や、ファンコミュニティーをどれだけもっと広げられるかみたいなところで、いろんな取り組みやイベントを提案して実現するという部署にいます。 自分自身がゲーム実況もやっていた(YouTubeチャンネル『うちだのおうち』)ということもあって、配信者側やインフルエンサー側の視点というのを部署内で期待されているので、インフルエンサーの方を起用する施策に入って意見を言ったり。最近だと『龍が如く』(17歳以上対象)というゲームがあるんですけれど、新作が発売されるのに伴ってSEGAの公式番組から配信する動画、もしくは生配信の企画・構成・演出・キャスティングを今、全部やっています。予算とかもある程度任せてもらえたりするので、すごく楽しいですね。
■「追い込みすぎた」転職活動 乗り越えた方法
――フリーアナウンサーとして働く中での異例の就職。なぜ、転職活動をしようと思ったのでしょうか? 30代のうちに新しい仕事の経験をしておかないとまずいだろうな、という考えが結構大きかったと思います。テレビ業界の仕組み的に(アナウンサーの仕事は)新しく人が入ってくるタイミングでどんどん入れ替わりがあり、その中でどうしても年齢が上にいけばいくほど“より門が狭くなっていくな”というイメージはあったので、その前に動かないとまずいなって思っていましたね。 ――朝の報道番組を担当していたときから転職活動をしていたそうですが、苦労したことは? 最初に職務経歴書を作る時に、「書くことが何もない」っていう状況になって。今まで自分がアナウンサーとしてやってきた仕事、一通りずらっと並べてみても、それが全く別の業界の人から見た時に「この人欲しいな」って思わせる人材としての材料なのかな? いや、これができたところでそんなに武器にならないよなっていうことがかなり多かったので。自分も結構追い込みすぎちゃって、“ここで転職しないと私の人生もうダメかも…”みたいな。