4人の飲み会で「約400円」のお釣りが! 会計した人が自分の財布に入れていましたが、正直ズルくないですか?「1人に100円返せばいいのに」と感じてしまいました…
お釣りの取り扱いで不快にならないための方法
割り勘時のお釣りがどうしても気になるのであれば、以下の3つの方法を試してください。 ・お釣りは幹事や主賓へのお礼代として割り切る ・自分が幹事を務める ・キャッシュレス決済の割り勘機能を使う お釣りに関して気になったとしても割り切って考える、あるいは費用の管理を自身が担うことが重要です。 ■お釣りは幹事や主役へのお礼代として割り切る 割り勘で出たお釣りは、幹事や主賓へのお礼代として割り切ってしまうとよいでしょう。割り勘で出るお釣りは、数十円から数百円程度です。支払代金が半端な数字であれば、平等に分けるのはますます難しくなります。 ならば、自身へのお釣りは「初めからないもの」と考えて、幹事や飲み会の主役へ渡してしまったほうが気持ちよく飲み会を終えられます。飲み会でのお釣りに対する自身の考え方を変えるだけで済むため、面倒なことは何もありません。 ■自分が幹事を務める 「自分にはお釣りのことは割り切れない」「どうしても気になる」という人は、自分が幹事になってお金を管理しましょう。そうすればお釣りをきっちりと分けられます。もし分けられないのであれば何らかの方法で多くもらう人を決めたり、同じメンバーでの次回の飲み会に使ったりすれば、誰からの不満もなくお釣りを取り扱えるでしょう。 ただし、本来の料金よりも多く代金を徴収して一部のお金を自分の懐に入れるような、いわゆる「幹事ビジネス」は友人や同僚の信頼を失う可能性があります。あまりにも程度がひどい場合は、詐欺罪に問われることもあります。幹事を務めるなら、適切に金銭管理をして、飲み会の参加者全員に楽しんでもらうことを優先しましょう。 ■キャッシュレス決済の割り勘機能を使う キャッシュレス決済のサービスには割り勘機能や送金機能がついているものもあります。利用したお店がキャッシュレス決済に対応しているのであれば、一度幹事が自分自身のお金で支払いを立て替え、後から割り勘すると飲み会の場で揉めることがありません。 ただし、誰か1人でもキャッシュレス決済を使っていなければ利用できない方法です。大人数での飲み会での利用には不向きかもしれません。
ちょっとした気遣いで「お釣り問題」を円満解決
割り勘時に出るお釣りは、きっちり分けられるときと分けられないときがあります。どうしても分けられない金額のお釣りが出た場合、平等に分けるのは不可能です。「お釣りは分けられなくても仕方ない」「初めからないものと考える」としたほうが余計なストレスを抱えません。 また、お釣りが極力出ないように1000円札や100円玉などを多めに用意しておくのもよいです。参加者全員が割り勘に対する気遣いができれば、お釣りに不満を持つことなく楽しい飲み会ができるでしょう。 出典 e-Gov法令検索 刑法 執筆者:石上ユウキ FP2級、AFP
ファイナンシャルフィールド編集部