「エイトン」がベルリンのコンセプトショップで藍染め披露
「アンドレアス・ムルクディス」は、創業者で全てのバイイングも担うアンドレアス・ムルクディスのカリスマ性と高い見識で信頼を得ている。日本のファッション関係者からの支持も得ており、取り扱いを望むブランドも多い。「エイトン」のインスタレーションとブランドの取り引きが始まった経緯はなんだったのだろうか?
久﨑ディレクターは、「5、6年前、『イソップ(AESOP)」の創始者であるデニス・パフィティス(Dennis Paphitis)に紹介してもらった。僕はリネンを使ったホームアクセサリーのブランド『エシャペ(ÉCHAPPER)』も手掛けているが、『絶対好きだと思う』と紹介してくれた。そこでアンドレアスが気に入ってくれて、同時に『エイトン』を知ってもらった。時間はかかったが、海外で取り扱うなら絶対『アンドレス・ムルクディス』が良いと思っていたし、ベルリン・アート・ウイークで発表したかった。ドイツは、バウハウスの影響もあると思うが、職人に対するリスペクトがとても強い国。日本にしか絶対にないものをインスタレーションでやりたかった」と話す。