「女性が自信を持てない日本の社会構造がわかる本」4選【辻愛沙子さん&瀧波ユカリさん推薦】|CLASSY.
「間違っているかもしれない」「私なんかが…」と、ついつい考えてしまいませんか?私たちが自信を持てないのは社会に原因があります。「女性が自信を持ちづらい問題」と向き合う識者と根本となる原因を考えました。
女性が自信を持ちにくい日本の社会構造がわかる本
モヤモヤした気持ちはそれに当てはまる言葉を見つけると客観視しやすく楽になるもの。今、私たちの気持ちを言葉にしてくれる本を瀧波さんと辻さんに教えてもらいました。
『私たちにはことばが必要だフェミニストは黙らない』 著/イ・ミョンギョン 訳/すんみ・小山内園子 タバブックス 「自分の心の声や違和感に耳を傾けさせてくれて、自信と力を与えてくれるエンパワメントな一冊。自分自身も気づけていない心の消耗や違和感を、痛快な言葉で言語化し、洗い流してくれる、お守りのような本です」(辻さん推薦)
『わたしたちは無痛恋愛がしたい~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』 著/瀧波ユカリ 講談社 「女性を取り巻くあらゆる恋愛のモヤモヤがエピソード化されている漫画。これがあるあるになっている社会ってヤバい…と大共感の嵐。問題を解決していくステップがユニークに描かれていて学び多し。男性にもオススメ!」(辻さん推薦)
『女ことばってなんなのかしら?「性別の美学」の日本語』 著/平野卿子 河出書房新社 「女ことばには命令形がないことなど、男尊女卑の構造が言葉に埋め込まれていることをこれでもかと教えてくれるすごい本。女性がいかに抑圧されているかわかってしまいこちらも絶望必至だけど、まずは知ることから!」(瀧波さん推薦)
『男性の繊細で気高くてやさしい「お気持ち」を傷つけずに女性がひっそりと成功する方法』 著/サラ・クーパー 訳/渡辺 由佳里 亜紀書房 「男性だったらしなくていい苦労を強いられる働く女性あるあるを皮肉とユーモアたっぷりに綴る一冊。男性中心社会の仕組みに絶望必至だけど、仕事がうまくいかないのは自分のせいだと思う女子は読むべき!」(瀧波さん推薦)