〔ロンドン外為〕円、158円台半ば(20日正午)
【ロンドン時事】20日正午のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引の米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが進み、1ドル=158円台半ばに下落した。正午現在は158円37~47銭と、前日午後4時(157円85~95銭)比52銭の円安・ドル高。 時間外取引の米長期金利の上昇を背景に、円がじり安に推移した海外市場の流れを引き継いだ。スイス国立銀行(中央銀行)の利下げ決定を受けた対ドルでのスイス・フラン急落も波及し、円は一段の下落。158円40銭台に落ち込み、日本政府・日銀が円買い・ドル売り介入に踏み切ったとされる4月29日以来2カ月弱ぶりの安値水準を付けた。ただ、その後は底堅く推移した。 対ユーロは1ユーロ=169円91銭~170円01銭(前日午後4時は169円66~76銭)と、25銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0723~0733ドル(同1.0743~0753ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2700~2710ドル(同1.2726~2736ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8893~8903フラン(同0.8838~8848フラン)。