STU48中村舞1st写真集発売「この写真集だけの顔が見られると思うので、何度も見てほしい」
2024年6月12日に発売されたSTU48のファーストアルバム「懐かしい明日」のリード曲「愛の重さ」で初の単独センターを任されたドラフト3期生の中村舞さん。8月27日に1st写真集「嫌いの反対」が発売された。そんな彼女に写真集へ込めた想いやこだわりなどを聞いた。 【写真】STU48で単独センターを務める中村舞が1st写真集の制作秘話を語った ■「自然体の私がいっぱい写っています」 ――写真集を出す事が決まったときの気持ちを聞かせてもらえますか。 写真集を出すことがアイドル人生の夢の1つだったので、すごいうれしかったです。地元愛媛県で撮影できたこともうれしかったですし、「嫌いの反対」というタイトルを秋元(康)先生からいただけたことも幸せです。 ――中村さんは、タイトルの「嫌いの反対」って何だと思いますか。 「嫌いの反対」は好きだと思うのですが、私はツンデレなので、秋元先生がそのことを感じ取ってタイトルを付けてくださったのかもしれません。 ――やっぱり秋元先生はすごいですね。中村さんのそんな部分を理解しているんですね。最初にどんな写真集にしたいと思いましたか。 思い出の場所で撮影したいというのはすごく思っていて、私が通ってたクラシックバレエ教室で、バレエを披露しているところを撮影したいですというお願いをしました。あとは、おばあちゃんの家やちっちゃいころに過ごしてきた場所にも行きたいなと思っていました。 ――自分にゆかりのある場所での撮影はどんな気持ちでしたか。 自分の家などが写真集に写るってなんか不思議な感覚がすごくあったのですが、やっぱり自分が青春時代を過ごしてきた場所なので、こうやって形に残せてうれしいなって思います。 ――どんなこだわりが詰まってますか。 自然体の私がいっぱいいます。笑っている無邪気な感じとか、クールな感じとか、いろんな表情が詰まっています。本当にご飯を食べに行って、そこを切り取ったようなプライベートのような写真もいっぱいあります。 ■「背中がけっこう割れていることに気がつきました!」 ――すごくインパクトがある綺麗な表紙だと思いますが、どうやって決まったんですか。 候補がたくさんあって、最終的に3つぐらいに絞って、最後は秋元先生がこれって選んでくださいました。この3つの中でも、私もこれがいいって思ってました。 ――表紙もランジェリーカットですが、初めての水着や下着撮影はいかがでしたか。 恥ずかしかったです!「最初に水着も下着もやりますか」と聞かれた瞬間は、写真集なのでやっぱり挑戦したいと思い、普段見せない姿を残しておきたいという気持ちでした。実はこの表紙にもなった黒いランジェリーがランジェリー撮影の一発目でした。 ――ランジェリーカットの一発目で表紙が撮れたんですね。 でも最初はドキドキで、どんな感じになるのか想像もついてなかったんです。ランジェリーの上に服を着てて、少しずつ脱いでランジェリーになっていったという感じで撮影しました。 ――想像できていなかったものがこうやって形になってみてどうですか。 紙に印刷されたものを見て実感が湧きましたし、ずっとデータで見ていたんですけど、本で見たらすごい感動しました。 ――バックショットは自分でもなかなか見る機会がないと思いますが、いかがでしたか。 確かに自分で見ることはあんまりなくて、背中がけっこう割れていることに気がつきました! ――撮影に向けてボディメイクはされましたか。 少しふっくらしてるぐらいがいいと思って増量しました。痩せたりはせずに、健康的に見せたかったので、もういっぱいご飯を食べました。でも大好きな「ラーメン次郎」は塩分でむくむと思って我慢したんです。 ――撮影全体を通して印象的だったことはありますか。 現場の空気がすごくよくてめちゃくちゃ楽しかったです。撮影以外でも、ご飯とかに連れていってもらったり、素で楽しんで撮影できました。 ――この写真集を出すことによって気持ちの変化はありましたか。 写真集は全員が出せるわけじゃないし、限られた人だけだと思うので、写真集を出せるメンバーの1人になれたことがうれしかったです。 ――最後にメッセージをもらえますか。 今回の写真集で私に興味を持ってもらって、STU48のファンになる入口になれたらうれしいです。この写真集でしか見られない中村舞の顔が見られると思うので、ぜひ何度も何度も見てほしいです。 撮影・取材・文=野木原晃一