秋芽網ノリ 今季3回目の入札会 色落ちなどの影響で出品枚数は去年の約4分の3に減少【佐賀県】
サガテレビ
有明海で養殖されている秋芽網ノリの今シーズン3回目の入札会が佐賀市で開かれました。色落ちなどの影響で、出品枚数は去年の約4分の3に減少しています。 秋芽網ノリの今シーズン3回目の入札会には、全国から51社、約250人の買い付け担当者が訪れました。 24日に出品されたのは去年より3300万枚ほど少ない約9400万枚で、去年の約4分の3に減少しています。 シーズン序盤はまとまった雨が降り、黒く質の高いノリが出品されましたが、その後、雨が降らない時期が続いたことなどから海の栄養塩が不足し、多くの漁場で色落ち被害が出ているということです。 【県有明海漁協販売部兼購買部 中島光部長】 「ここで20ミリ程度から30ミリ程度の雨が降れば海況が良くなるところだが、どのように転ぶか(年末年始にまとまった雨が降るか)注視するところ」 県有明海漁協は今シーズン販売枚数16億枚、販売額232億円を目標に3年ぶりの日本一奪還を目指しています。
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