好調鹿島を支えるキーマン!ストライカーから中盤のデュエル王に変貌を遂げた知念慶「あのようなボランチがいるとすごい楽」 | 内田篤人のFOOTBALL TIME
【国内サッカー・ニュース】DAZNで配信している『内田篤人のFOOTBALL TIME #186』では、MCの内田篤人氏とゲストの安田理大氏と共に明治安田J1リーグを特集。首位のFC町田ゼルビア、2位の鹿島アントラーズ、3位ガンバ大阪という上位3チームの好調の要因に迫った。 ●【動画】ガンバ大阪 福岡将太&中谷進之介 インタビュー
J1は第17節を終えてJ1昇格初年度の町田が勝ち点「35」で首位。首位と同勝ち点で並んでいる2位・鹿島と勝ち点「4」差の3位・G大阪が、町田の背中を追いかける構図となっている。今回の番組内ではJ1の上位3チームを特集し、好調の要因を紐解いた。 ランコ・ポポヴィッチ新監督が就任した今季、リーグ最多の30得点をマークし、現在2位につけている鹿島は、8シーズンぶりのリーグ王者奪還に向けて期待が膨らむシーズンを過ごしている。今回の番組内では、「鹿島を支える3人」というテーマで、新体制を支えているキープレイヤーにスポットライトを当てた。 まず紹介されたのが、新境地を開拓し、輝きを解き放っている知念慶だ。これまでセンターフォワードを本職としてきた29歳は今季、ポポヴィッチ監督の下でボランチにコンバート。リーグ戦ではここまでボランチとしてリーグ戦16試合に先発し、デュエル勝利総数とタックル数でリーグトップの数字を記録。J1のデュエル王に変貌を遂げた。 内田氏は、予測能力の高さに着目し、サイドバック目線として「あのようなボランチがいると、すごく楽ですね」とプレーぶりを評価。またストライカーからボランチへのコンバートについては、「ガッツリ守備で走るし、体をぶつけるし、どこを見て監督はボランチでいけると思ったんだろう」と思い切った指揮官の決断に驚きを隠さなかった。 一方で”釣り好きJリーガー”というグループラインで親交のあると言う安田氏は、沖縄出身の知念について「少しのほほんとしているというか、だからポジションチェンジとか気にしていないと思う」という性格を明かし、「体がめちゃくちゃ強い。フォワードだったから無理も効くし、球際にもビビらない」とボランチで成功を収められた要因を語った。 また安田氏は、「佐野海舟と知念の二人が守備でガツっといけるじゃないですか。そこをしっかりと支えられていることが上位にいる理由かもしれないですね」と好調の要因を語っている。 その他にも番組内では、大卒ルーキーながらDFの中でリーグトップ5ゴールを記録するDF濃野公人やチームの中心選手として8得点を挙げているFW鈴木優磨についてもキーマンとして紹介している。