「介護に疲れて一緒に死のうと」82歳父親が50歳息子を殺害した疑い 父親も呼吸困難な状態で発見 滋賀・野洲市
12月7日、滋賀県野洲市の住宅で住人の男性(50)が死亡した事件で、警察は男性の父親(82)を逮捕しました。 殺人の疑いで逮捕されたのは、同居する82歳の父親です。調べによりますと、父親は6日夜から7日午前までの間に、野洲市西河原の自宅で、息子(50)の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。 この家には父親と母親、息子の3人が暮らしていて、母親が7日午前7時すぎ、息子がベッドの上で心肺停止となっているのを発見。息子は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。また、男性が見つかった際、近くの椅子に父親も呼吸困難な状態で座っていて、病院に運ばれました。父子ともに首に絞められたような痕があったということです。 警察の調べに対し父親は「息子の首を絞めて殺したことに間違いありません。息子の介護に疲れて一緒に死のうと思ったからです」と容疑を認めているということです。警察は無理心中の可能性もあるとみて捜査しています。
MBSニュース