「実(巳)のある一年になるように頑張る」干支の引き継ぎ式…北九州市の動物園「到津の森公園」
北九州市小倉北区の動物園「到津の森公園」で29日、今年の「辰」から来年の「巳」へと「干支の引き継ぎ式」が行われた。 【写真】山口県・防府天満宮に「干支の御柱」、ヘビの親子4匹がハート描いてお出迎え…チェーンソー彫刻家が奉納
年内最後の営業日に毎年開催している。今年は市内外から公募で選ばれた10代~70代の辰年、巳年生まれの男女6人が龍のかぶり物や蛇のぬいぐるみを身に着けて参加した。
式では、辰年の3人が「蛇さんには今年あった嫌なことを丸ごとのみ込んでもらい、心沸き立つ(辰)一年となるように頑張ってほしい」とあいさつ。巳年の3人は「来年はヘビー級の幸せが皆さんのもとにやってきて、実(巳)のある一年になるように頑張る」と応じた。その後、辰年代表から巳年代表に引き継ぎ証書を受け渡した。
巳年代表として祖母と一緒に参加した佐賀市の小学5年の児童(11)は「三日坊主から脱皮して蛇のように長く計画的に物事に取り組みたい」と来年の抱負を語った。