広島県人だけが知っている!? 地元でしか“食べられない&買えない絶品「広島グルメ」4選
広島菜でくるりと巻いた大人気のおにぎり『広島菜おにぎり』
海苔の代わりに広島菜を使ったおにぎり、それが広島菜おにぎりです。写真のように広島菜でくるりと巻いたものは、特に「目張りおにぎり」と呼びます。広島菜はその名が示すように広島県の特産品。これを熟成発酵させて漬物にし、三角おにぎりに巻くのです。
シャキシャキした歯ごたえの広島菜おにぎりをガブリとかじると、口いっぱいに広島菜漬の青々とした新鮮な風味が広がります。写真のおにぎりは中にゆかりが入っていて、それがさらに美味しさを押し上げてくれます。 こちらも広島の駅ビル「ekie」などで買うことができ、お弁当として旅立つ前に購入するお客さんが行列を作るほどの大人気です。広島菜おにぎりは大きめなので、食いしん坊でも2~3個で満腹になると思います。
こんがり焼いてバリバリかじるのが広島流!『でびら』の干物
最後にご紹介するのが、広島ならではの干物。以前はスーパーの乾物売り場などで普通に売られていたのですが、最近ではあまり見かけなくなってしまいました。そんな幻の干物がこの『でびら』です。 一尾あたりの大きさは約6~8cmほどと、干物にしては小さめといえるかもしれません。原料は「ガンゾウビラメ」または「タマガンゾウビラメ」とのことで、産地は主に福山・尾道・呉。2月から3月が最も出回る時期だそうです。 七輪などでこんがり焼いたでびらは、一般的な干物と比べて硬めに仕上がります。これを頭からバリバリかじるのが広島流。酒の肴としても最高で、香ばしく焼き上がったでびらはビールとの相性も抜群。“旨味のかたまり”といった味で、食べ飽きません。 ただし、先述の通り硬いので、美味しいからと食べ続けていると、気付かぬうちに口の中が痛くなったりするためご用心。とはいえ、それでもまた食べたくなるのがでびらの魅力なのです。
まとめ
今回ご紹介したのは、ほんの一部。広島ならではの、現地でしか味わえないグルメはまだまだあります。旅行や出張で広島に行った際はこの記事を参考にして、広島でしか食べられない・買えないグルメを探してみてください。
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