なぜ、ドラゴンズの投手陣は四球が減ったのか?侍投手コーチ・吉見一起氏が最強リリーフ陣の一角・勝野昌慶投手に迫る
竜投手陣の与四球が減った理由
今シーズンのドラゴンズは2891日ぶりの単独首位に立ち、4年ぶりの6連勝を飾るなど開幕ダッシュに成功した。その立役者と言えるのが投手陣。球団タイ記録となる12試合連続で2失点以内に抑えるなど抜群の安定感を誇っている。そんな投手陣の活躍を見て吉見さんはひとつ気になったことがあるという。その内容とは―。 吉見氏:今年、試合を見ていて勝てているというのと、もう一つ感じるのがフォアボールがすごく少ないなという印象がある。なぜフォアボールが少なくなったんですか?みんなじゃないですか。 ※ドラゴンズの1試合平均の与四球が去年の3.1個に対し今年は2.6個 勝野投手:フォアボールを出すぐらいなら打たれてもいいからっていうのは監督には言われたので。思い切って行って自分の良い球を投げて、それを打たれたなら割り切って次のバッターに行った結果かなと。 吉見氏:3ボール2ストライクになった時はストライクゾーンの中で勝負しようと? 勝野投手:そうですね。3ボール2ストライクとかになる前に、もう決着をつけるぐらいの感じです。追い込んだらもう3球勝負に行ったりとかですね。
勝野投手、今季の目標と"濡れパン"について語る
吉見氏:まだ始まったばっかりですけど今シーズンの目標は? 勝野投手:2年連続50試合を投げることと、去年は1か月ぐらい離脱してしまったので、1年間怪我をしないことですね。それとフォアボールも意識はしています。 吉見氏:出さないように? 勝野投手:はい! 対談の最後に吉見さんが気になったことを勝野投手に投げかけた。 吉見氏:なんやったけ?その髪型?(笑) 勝野投手:濡れパンです(笑)
懐かしいにもほどがある!?ドラゴンズの最新トレンド情報
勝野投手が吉見さんに明かした"濡れパン"とは、1980年代に大流行したパンチパーマのこと。じつはドラゴンズには"パンチパーマ3人衆"が存在しており、密かにブームの再燃の兆しがあるとかないとか…。 昨シーズンにライオンズから移籍した川越誠司選手が火付け役となり、それに影響を受けたのが松山晋也投手。続いてブームに乗っかったのが勝野投手で今年の沖縄キャンプの練習後に時間潰しでパンチパーマにしたとのこと。パンチパーマはセットが楽で、髪も乾かさなくていいとの利点があるものの、勝野投手が抱えている悩みを打ち明けた。 勝野投手:パンチパーマをして帰ると娘は僕のことをトイプードルと呼ぶし、嫁は頭をかかえて「マジでいやだ~」と言うし。家族は多分、一緒に歩きたくないけど、僕は気に入っているんで(笑)。ちょっと困ってますが、そこだけっす。