J1名古屋・FW山岸、公式戦3連発ならず 決定機逃し「決めきらないといけない」反省
◇19日 J1第34節 名古屋0―2札幌(豊田スタジアム) 名古屋グランパスは前半に先制を許すと、後半にも追加点を奪われて敗れた。降格圏の19位に沈んでいる相手に手痛い黒星。前節の福岡戦に続く2連敗となり、豊田スタジアムでの今季最終戦を白星で飾れなかった。 FW山岸は悔しさを隠さなかった。0―1の後半13分、左ポストを直撃したMF菊地のシュートの跳ね返りに左足で合わせたが、シュートは枠外へ。ゴール前でフリーになりながら決定機を逃した形の背番号11は「相手DFよりも速く動けていたし、ポジションも取れていた。決めきらないといけない」と反省を口にした。 ただ、10月に左太もも裏の肉離れから復帰し、横浜Mとのルヴァン杯準決勝で2戦連発弾を決めて決勝進出の立役者になった。頼りになる点取り屋はここにきて調子が上向き。公式戦3連発とはならなかったが、「連戦になるのでまた頑張ります」と23日に控える敵地でのG大阪戦へ、すぐに気持ちを切り替えた。
中日スポーツ