ちょっと丸くなった? メルセデスベンツ『GLB』次期型…EV仕様の登場で EQB は消滅へ!
日本でも人気のある、メルセデスベンツの高級クロスオーバーSUV『GLB』。その次期型の姿をスクープ班のカメラが初めて捉えた。ワールドプレミアは、早ければ2025年後半、遅れれば2026年第1四半期になるだろう。コンパクトラインアップの刷新が進む。 メルセデスベンツ『GLB』次期型プロトタイプ 現行型となる初代GLBは、2019オート上海において初公開、翌2020年には日本市場に導入された。開発中の第2世代では、初のEV仕様「GLBエレクトリック」が導入され、これまで電動バージョンとして販売されている『EQB』は消滅する。 現在のライフサイクルが終わると、『Aクラス』(セダン、ハッチバック)と『Bクラス』(ハッチバック)は廃止される可能性が高いが、代わりに『CLAセダン/シューティングブレーク』、『GLA』新型とこのGLB新型でラインナップが強化される。 メルセデスベンツテスト施設で捉えたGLB次期型のプロトタイプは、ボディを完全にカモフラージュしている。しかしディテールは不明ながらも、従来モデルを際立たせた箱型の魅力を保持しながら、コーナーはより丸みを帯びているようだ。 プロトタイプのプロポーションからは、ハッチバック風味の強いGLAの後継ではなく、3列シートのGLB後継車であることが強く示唆されている。次期型では、メルセデスの新しいスタイリング言語を取り入れ、従来モデルに比べて洗練されたデザインになっているようだ。 フロントエンドには、大きなグリルの両側に、よりスリムなLEDが取り付けられている。キャビンは、直立したテールと同様に、従来型からはわずかに調整されているようだ。リアセクションも完全ガードされており、生産中止となったスマート『フォーツー』のテールライトに似た、ステッカーで偽装されている。 プラットフォームは新開発「MMA」(Mercedes Modular Architecture)。メルセデスベンツのコンパクトラインアップは今後すべて、内燃機関とEVパワートレインとの互換性があるMMAを採用することになっている。 パワートレインはCLA次期型と共有すると思われる。内燃機関駆動ラインナップは、マイルドハイブリッド1.5リットル直列4気筒ターボガソリンエンジンを用意、8速デュアルクラッチ・オートマチックトランスミッションと組み合わされ、小型電気モーターが積まれる。内燃エンジンは最高出力136ps、163ps、190psの3つのパワーレベルで提供され、電気モーターが27psを追加する。前述の通りフル電動バージョンも設定され、EQBを統合する。 駆動レイアウトはGLB次期型でも、現行と同様に前輪駆動(FWD)と全輪駆動(AWD)の両方を提供する。AMGパフォーマンス仕様では、パワーと効率を高めるために何らかの形のハイブリッドアシスタンスが採用されるはずだ。
レスポンス APOLLO NEWS SERVICE