【40歳代前半の男性】年収450万円は平均以上・平均以下、どっち?年収が高い業種は?課長・部長への昇進で年収アップも…
年収アップを目指すための3つの方法
では最後に、年収アップを目指すための方法について紹介していきます。 ●1.昇進・昇格を狙う 日本の企業では、勤続年数に伴って年収が上がる傾向にあるため、同じ企業で長く働き、昇進や昇格を狙うのも年収アップの方法の1つといえます。 実際に、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、係長・課長・部長と役職が上がるたびに、賃金が上昇しています。 昇進・昇格を狙うためには、勤続年数が長いことだけでなく、相応のスキルも必要になります。 たとえば、業務成績や能力が評価されたり、保有資格がキャリアアップにつながったりすることも。 現在の職場でキャリアアップするために役立つ資格がある場合、積極的に挑戦してみることをおすすめします。 ●2.本業とは別に副業をする 本業とは別に副業をすることも、年収アップを狙うための有効な手段といえます。 厚生労働省が発表した「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の後押しを受け、現代では副業を許可したり、推奨したりする企業が増えつつあります。 副業をすることで年収アップを狙いやすくなるだけでなく、スキルアップにもつながるため、副業内容によっては本業に活かせるスキルを習得できるメリットもあります。 近年では、スキルを販売できるクラウドソーシングサイトが増えてきているため、そのようなサイトを活用しながら副業を始めてみることをおすすめします。 ただし、職種や職場によっては副業が禁止されている場合もあるため注意が必要です。 実際に副業を始める際には、事前に就業規則を確認しておくことをおすすめします。 ●3.年収が高い業種に転職をする 前章で紹介したように、業種によって平均年収が大きく異なることから、年収が高い業種に転職するのも年収アップの1つの選択肢です。 給与水準が他の業種よりも低い場合、長く働き続けて昇進や昇格をしても、劇的な年収アップにはつながりにくいです。 40歳代~50歳代のミドル層における転職の場合は、キャリアの中で培ってきた専門知識やスキル、経験が豊富なため、転職市場においても一定の需要があります。 自身の強みや価値を明確にし、転職活動を行うことで、希望の転職を実現しやすくなるでしょう。