“前世からの友”のみなさんと楽しい作品作りができました

藤間爽子さん

――まずドラマ『つづ井さん』のオファーを受けてのお気持ちと、キャラクターの第一印象から教えてください。 【写真5枚】この記事で紹介した、ドラマ『つづ井さん』主演・藤間爽子さんのその他の写真はこちらからチェック！ オファーをいただいた時は、とても嬉しかったです。マネージャーさんがこのドラマの原作となったコミックが大好きで、お話をいただいてからすぐに私もコミックを読みました。とても面白くて、つづ井さんを演じられることがすごく楽しみでした！ ただ、これだけ原作が愛されていてファンのかたもたくさんいらっしゃるので、撮影が始まる前は、実写化してこの面白い世界観をどう出せるのか不安もありました。原作へのリスペクトの気持ちを忘れずに、コミックを読み込んで自分のなかでの“つづ井さん像”を作り上げながら、“ドラマ版のつづ井さん”を新たに作り上げていったところがあります。 ――今回、初めてのドラマ主演作ですが、座長としての意気込みも？ 初主演ということで、現場を引っ張る立場としてがんばらなくっちゃ…と思っていましたが、実際に現場に入るとそんなことはすぐに忘れて（笑）。オタクを通してつながれた“前世からの友”のキャストのみなさんとも、いろいろな話をしながら、楽しい作品作りができました。 ――つづ井さんは筋金入りのオタク女子ですが、ご自身と共通する部分や新しい発見のようなものはありましたか？ つづ井さんほどのオタ活をしたことはなかったんですが、唯一、中学生の時にK-POPのアイドルグループにハマっていた時があって。当時、友達と一緒にコンサートに行ったり、ウチワを作って応援しに行ったり。 推しを好きなのはもちろんですが、友達と一緒に楽しい時間を共有して、準備してという仲間と過ごす時間も私は好きだなんだなと。つづ井さんも、もちろん推しのことは好きだけれど、共有する仲間とともに企画することも含めて、オタ活の楽しさがあるんだなと演じていて思いました。 ――『つづ井さん』はコミカルなところもあるハートウォーミングなドラマですし、11月1日公開の映画『アイミタガイ』では、透明感のある藤間さんの存在が作品に清涼感を与えている印象もありました。役ごとに心がけていることはありますか？ 役を演じるにあたって一番大切にしていることは、私自身がその役の一番の味方であり、理解者でなければならない、ということです。その役がどんなことを言いたいのかな、どんなことを感じているのかな、と何かの役を演じるうえで、いつもその役をより深く理解することを心がけています。