8日、最終節で決着 神戸優位、広島勢い、町田も望み―J1
明治安田J1リーグは、8日の最終節で優勝が決まる。 神戸は勝ち点69で首位に立ち、ホームで湘南に勝てば連覇が決定。勝ち点で1差の広島はG大阪と、3差の町田は鹿島と、それぞれアウェー戦。試合は全て午後2時にキックオフとなる。 【写真特集】Jリーグ歴代優勝チーム 神戸は前節の柏戦で試合終盤に追い付き、貴重な勝ち点1をもぎ取った。3日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の浦項(韓国)戦は主力を温存。主将の山口が11月に復帰を果たし、チームの状態は万全に近いといえる。吉田監督は「ここまでチャンスが来たら取らないと意味がない」と力を込める。 2015年以来の栄冠を目指す広島は、ACL2の東方(香港)戦から中2日。疲労の影響は気がかりだが、前節は5得点、東方戦も4得点と勢いは戻った。スキッベ監督は「点を早く取ることで、神戸に少しでも圧力をかけたい」と意気込む。 町田は史上初めてとなる初昇格からの優勝へ、勝利が最低条件。最終節で勝ち点3差からの逆転となれば、これも初めて。黒田監督は「神戸と広島が負け、うちが勝つ巡り合わせは十分に起こり得る」と、気持ちを奮い立たせている。