2025年を縁起良く!? 白蛇をモチーフにした万年筆で言葉を紡ぐ! 文房具専門店「伊東屋」から特別な新作が登場
●コレクション性の高い珠玉の万年筆
1904(明治37)年創業の⽂房具の専⾨店「伊東屋」から、2025年の干支である「巳」を日本の伝統技術と現代のモダンなセンスの融合させた、30本限定生産の万年筆「ROMEO No.3 万年筆 高蒔絵 巳」が登場しました。 【画像】ほれぼれする美しさをまとう万年筆を画像で見る(7枚) 同じ柄はふたつとないマーブル模様のブラックの樹脂軸ボディに施されているのは、縁起が良いといわれている白蛇をイメージしたモチーフ。 18K・中字のペン先がなめらかで快適な筆記を叶える、鑑賞するだけでなく実用性にも優れたシックでモダンなデザインに仕上げられています。
息を呑む美しさのペン軸には、石川県内の三大漆器産地のひとつ・山中温泉地区にて、一本ずつ手描きで丹念に施される高蒔絵。均一な太さの直線により構成される幾何学的な「巳」のモチーフを蒔絵で施すことは、実はかなり難易度が高く、伝統工芸士の高度な技術が要求されます。 銀粉で蒔かれた「巳」のボディには螺鈿の繊細な煌めきで鱗を表現した、白蛇の姿が立体的な高蒔絵で描かれており、キャップにも1カ所、幾何学的なデザインの蛇の姿が描かれています。 2024年秋、 “Moment of Dis-covery”をコンセプトとして新たな一歩を踏み出したROMEOの歴史は、現在から遡ること110年前の1914年(大正3年)の万年筆から始まりました。 新たに開発された万年筆の18Kのペン先には、「手書きという方法で日常に一拍おく時間を設けることで、身近にある美しいものや人との繋がりを再発見していただきたい」というROMEOの新コンセプトに基づき、音楽の「四分休符」をデザイン。 また、ROMEO No.3シリーズのアイコニックなデザインパーツである、時計の竜頭をモチーフにした天冠には「大切な時間をこの筆記具と共に過ごしてほしい」というメッセージが込められ、精緻な彫刻が施されたステンレス製のロゴバッジが、さりげない上質感を添えています。 桐を使用した特製のパッケージも用意され、桐箱の中で万年筆を保護する布製のクッションと真田紐は、日本の伝統色をベースとした新しいROMEOのブランドカラーのひとつ「深紫(こむらさき)」。 環境負荷にも配慮し、パッケージのプラスチック素材を極力排除しています。真田紐の結び方には和装の帯留めの様式を採用するなど、伝統ある日本の文化を取り入れています。 万年筆にインクを吸入する時間、アイディアをノートに書き留める時間、手紙や日記をしたためる時間…。デジタルの波の中で過ごす日常で、あえて手書きという方法でひと息つく時を設けることにより訪れる「発見の瞬間」。 そんな大切な瞬間を共にするのにふさわしい希少なコレクションを手にすれば、とめどなく言葉があふれ、自然とペンが走り出すのかも知れまん。 ●製品仕様 「ROMEO No.3 万年筆 高蒔絵 巳」 ・品番:RFM04 ・価格:27万5000円(税込み) ・仕様:本体吸入式 ・サイズ:14.5x147mm ・パッケージサイズ:W113xH250xD37mm ・本体重量:28g ・素材・原材料:真鍮 ・カラー:ブラック
VAGUE編集部