三菱地所、三井物産、日本郵船…インフレの波に乗るぞ!個別銘柄7選「資産増加のチャンスだ」
インフレ期に上昇しやすい銘柄をピックアップ
株式市場には様々な業種の銘柄があり、インフレの影響も業種により異なります。そこでインフレの恩恵が見込める、セクター及びその代表銘柄を以下に取り上げました。 ・不動産 ・エネルギー ・海運 インフレ期は様々なモノの価格が上昇します。不動産価格も例外ではありません。国内では特に都市部中心に不動産価格の上昇が続いており、今後も上昇の継続が見込まれます、その中で、不動産銘柄の代表としては三菱地所(8802)、三井不動産(8801)があげられます。 またインフレ期はエネルギー価格も上昇します。日本では総合商社が原油や天然ガスなどの権益を有しています。三菱商事(8058)と三井物産(8031)は、エネルギー権益を持つ日本を代表する総合商社として知られています。 そして、インフレ期はモノの価格の上昇に加えて輸送コストも増加します。国内物流企業は人手不足に直面するものの、その前段階として海外から国内にモノを運ぶ海運会社はインフレの恩恵が期待できます。海運銘柄としては日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船 (9107)があげられます。
インフレ時代は優良銘柄への投資で資産増加のチャンス
上記で取り上げた銘柄は、いずれも株式市場では優良銘柄として知られる存在です。ただしインフレ、そして脱デフレによる経済拡大の恩恵が期待できる銘柄でもあります。その意味では、インフレは優良銘柄への投資で資産増加のチャンスがある時代となります。中小型株で高いリスクを取らずとも、優良株で高いリターンが得られる可能性があります。 インフレに備えて株式投資をスタートする際は、まずはインフレの恩恵が期待できる業界の優良銘柄から始めてはいかがでしょうか?
石井僚一