J3優勝の大宮、チーム名「RB大宮アルディージャ」への変更発表 エンブレムからリス消える…クロップさんチーム強化へ来年1月に来日
サッカーJ3の大宮は6日、東京都内で記者会見を開き、来季からチーム名を「RB大宮アルディージャ」に変更すると発表した。9月にクラブを買収したオーストリアの大手飲料メーカー「レッドブル」を想起させる「RB」は、ドイツ語で「芝生の球技」という意味を持つ「Rasen Ballsport」の頭文字という。 クラブの新エンブレムはレッドブルを象徴する2頭の赤い牛が採用されたものに刷新された。チームのアイコンだったリスが消えた一方、エンブレム全体がクラブカラーのオレンジ色のラインで囲まれている。 レッドブルのオリバー・ミンツラフ最高経営責任者(CEO)は「われわれのネットワーク、経験、知識を投入して、J1の確固としたチームになるよう努めていく」と話した。大宮は今季J3で優勝し、来季はJ2に復帰する。 レッドブルのスポーツ国際部門でテクニカルディレクターを務める元ドイツ代表のマリオ・ゴメスさんは「J2で10年もプレーする気はない。J1でアジア・チャンピオンズリーグに出られる順位になれるようにやっていく。3、4、5年後かもしれないが、長くはない先に到達したい」と語った。 レッドブルが運営するサッカークラブはアメリカ、ドイツ、ブラジルに続き4カ国目。 レッドブルのグローバルサッカー部門の責任者に就任するユルゲン・クロップさんが来年1月に来日し、チームの強化などについて話し合う予定という。
中日スポーツ