日本ハム 新庄監督が松本剛に熱血指導「結果?出しますよ 出んかったらオレが教えて意味がない」松本剛は江越のバットで50分居残り特打「感覚的に良かった」
日本ハムの新庄剛志監督(52)が、調子の上がらない松本剛外野手(31)に対し、マンツーマン指導を行った。チームは12日、北海道北広島市のエスコンフィールドで全体練習。新庄監督は身ぶり手ぶりでアドバイスを送り、全体練習後に約50分、居残りで打撃練習を行った松本剛の打球に拍手を送り「OK」と声を掛けた。 【写真】めちゃめちゃ熱心に指導する新庄監督 松本剛も真剣なまなざし 「調子を上げてもらうだけ」。新庄監督は具体的な指導内容については「内緒。結果を見てください。結果が出んかったらオレが教えた意味ないから」と笑い、「(結果を)出しますよ」と手応えを口にした。 一昨年の首位打者だった松本剛は今季は調子の波が大きい。7月末に最初の不振から脱却。15試合連続安打を記録し打率も・265まで上昇。だが、8月中旬から再び不振に陥り、打率・238まで下降した。 指導を受けて「今までと感覚が違うことをやっているのかなっていう感じです。意識の1つとして。何か変化が起きてくれればいいかなと思います」と明かす。 居残り特打は新庄監督から手渡されたバットで実施。「新庄さんから、『これ使ってみ』と言って渡されたバットです。江越さんのバット。感覚的にも良かった部分もあったので同じバットで行こうかなと思います」と実戦でも使う考えだ。 前夜は同点の九回、1死一、二塁のサヨナラ機に代打で登場したが浅い左飛に倒れた。「チームが必要としている感じは伝わってきていますし、なんとか自分がっていう思いがある。今のチーム清宮が打ってレイエスが打っていい打線を組めているのは事実ですけど、そこでアクセントになれば」と新庄効果と江越のバットで復活を期す。