なでしこ田中美南はファン・ペルシ!? 恩師が明かす子ども時代の逸話「簡単なシュートを決めないけど、難しいシュートを決める」
「シュートが上手。一瞬のスピードも」
INAC神戸レオネッサに所属する日本女子代表FWの田中美南が、6月29日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。子ども時代の逸話が明かされた。 【PHOTO】7月25日にパリ五輪初戦を迎えるなでしこジャパン18人とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 田中は、日テレ・ベレーザ(現・日テレ・東京ヴェルディベレーザ)の下部組織である日テレ・メニーナから2012年にトップチームに昇格。その後、20年にI神戸に移籍し、21年のドイツ女子1部レバークーゼンへの期限付き移籍を経て、WEリーグ初年度の21-22からI神戸で活躍している。 なでしこジャパンには、13年に初招集。21年の東京五輪や23年の女子ワールドカップなどに出場し、ここまで80試合・36得点を記録している。 そんな田中がメニーナに入った当初のエピソードが、番組で紹介された。中学生だった田中を指導していた寺谷真弓氏が、第一印象をこう振り返った。 「小学校6年生のセレクションが、たぶん初めてだったと思うんですけど。担当のスタッフは『うちのコートに(ロビン・)ファン・ペルシがいたよ』って。シュートが上手だったし、一瞬のスピードみたいなところもあった。すごく簡単なシュートを決めないんですけど、すごく難しいシュートを決めるんですよ」 寺谷氏によって当時のウィークポイントだった走力なども鍛えられ、順調に成長していった田中。貴重な得点源として活躍が期待されるパリ五輪でも「走ります」と誓った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部