コロナ禍で酒を求めて夜の街へ出かける客が減り今求められるのは「夜カフェ」変わりつつある夜の街の姿
アイスは夜食
こうした需要に応えようと、静岡市内では次々と変化が…。 葵区七間町にあるこちらのお店では、昼と夜で“別の顔”を持ち合わせているといいます。 アイスは夜食 村上建司店主 「ランチタイムはオムライスやパンケーキなどのカジュアルなお店。夜になると、僕らぐらいの40代のサラリーマンとかが飲み終わりにふらっといらっしゃったりというのもある。パフェだけ食べて帰られますね」 営業時間はランチタイムから深夜0時まで。 ところが、夕方5時以降になると、同じお店で「アイスは夜食」という夜カフェがオープン。 夜は“洋食店とカフェの二刀流”で営業しているという珍しいお店です。 看板メニューは17種類のオリジナルパフェです。 栗田麻理アナウンサー: 「いただきます。キャラメルのほろ苦さとアイスの甘さがマッチしていてとてもおいしいです。このナッツの食感もいいですね アイスは夜食 村上建司店主 「お酒を飲みにふらっと来店する客が実際コロナ禍になってから激減したので、それで違うアプローチで夜の時間帯を埋められたらということで、今回その夜アイスという業態を入れた」 コロナ禍で変化してしまった人々の生活。 店側の試行錯誤によって「夜カフェ」という新たな文化が始まりました。 アイスは夜食 村上建司店主 「思ったよりも反響が良くて、(夜の)9時とか10時くらいに来店する人がけっこういて、需要に合ったものができている印象」 コロナ禍で一時的に失われた街の活気。 すでに居酒屋などは元に戻りつつありますが、「夜カフェ」という形で、街には新たな挑戦が始まっていました。