阪神・梅野隆太郎、巨人移籍・甲斐につけ込む隙あり! 「投手の特徴つかむのは苦労する」
捕手という特殊なポジション。いくら経験豊富な甲斐とはいえ、簡単にはチームにフィットできない。「これから知っていかないといけないデータ、投手の特徴をつかむという上では苦労すると思う」。新天地で新たな投手とのバッテリー、さらに対戦経験も少ないセ・リーグへの移籍となれば、一筋縄ではいかない。
かたや梅野はセ界で戦い続け、来季がプロ12年目。リーグ屈指の阪神投手陣を最前線で引っ張ってきた。その差にこそ、勝機がある。白熱の2025年シーズンを見据え、力を込めた。
「(甲斐)拓也が加入することで、(巨人は)またチームとしてもガラッと変わってくるだろうし、その存在というのは大きい。今年ジャイアンツは優勝しているからなおさら乗り越えないといけない壁。この一年でまた大きな壁を乗り越えるために、やるしかない」
甲斐に隙あり-。TG捕手対決を制し、虎の扇の要がセ界の覇権奪還へ導く。(原田遼太郎)