明治大学や日本大学などの学生が考える「バズるPR動画」 北九州の企業の魅力探り絵コンテ制作
「気合い入れて」「OK、じゃあ、やろうか」「いこう」 ■「ドッキリ動画」でインパクト重視 プレゼンのトップバッターは北村さんたちのチームです。 明治大学2年 玉井陽太さん「私たちの絵コンテはドッキリ動画となっていまして部下が上司にドッキリを仕掛けるという動画です。右か左かどっちかのホースから水が出てしまうという設定で右か左かどっちかのホースを選んでもらうんですが、実は両方から水がでてしまうというドッキリです。縦型ショートって最初の2秒が肝心と言うことなのでインパクトを重視しました、『右左どっち』というのがTikTokではやっていたので、それを採用することでわかりやすくトレンドもカバーできたという感じです」 「タカギ」が「自社一貫体制」で商品の開発製造に取り組んでいることアピールし、TikTokでバズった動画を参考にした絵コンテを発表しました。 北村珠莉さん「視聴者がどういう動画を作ったらスクロールせずに見てもらえるかということを考えると、面白さと企業の魅力を伝えるのかが大変だと感じました」 浄水器メーカー「タカギ」人事課 織田賢太郎 課長「分かりやすい動画、誰もが見たことのあるような内容の動画を選んでたりとか、『タカギ』の製品をちりばめて、とか一生懸命考えたんだな、というのが伝わってきた」 すべてのチームのプレゼンが終わり、審査結果の発表です。 「結果発表第1位は大英産業!」 ■「北九州も候補のひとつに」 北村さんたちのチームは入賞とはなりませんでしたがいい経験となったようです。 明治大学2年 北村珠莉さん「夏休みに新しい挑戦をしたい、と思ってやったんですけど、本当に新しいことができたなと思いました」 Q.北九州市に興味や関心はわきましたか?「前までは東京はいろいろな企業があるから、そこに行きたいと思ってたんですけど、北九州もやっぱり候補のひとつとしてあがりました」 今回、大学生たちが考えた絵コンテについては専門の動画制作会社が実際に映像化してSNSで公開されることになっています。
RKB毎日放送