鎌田大地、クリスタル・パレス移籍へ前進…今週にメディカルチェック予定と報道
鎌田大地のクリスタル・パレス移籍に向けた準備が着々と進んでいるようだ。 昨夏にフランクフルトを退団した鎌田は、契約延長オプションの付帯した1年契約を締結してラツィオに加入。難しい時間を過ごしていたものの、シーズン途中でマウリツィオ・サッリ監督が解任され、イゴール・トゥドール監督が就任して徐々に出場機会を増やした同選手は、契約延長オプションを行使して、同クラブに残留することが予想されていた。 一時は口頭合意に至ったとも報じられていたが、契約解除金を巡って鎌田側とラツィオの間で溝が埋まらず、交渉が決裂したと報道。ラツィオのクラウディオ・ロティート会長やスポーティングディレクターのアンジェロ・ファビアーニ氏が同選手や関係者に対して批判的なコメントを公の場で発していた。 これを受け、今夏に再びフリーになることが決定的となった鎌田に対しては、フランクフルト時代の恩師であるオリヴァー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスが獲得に関心を示す。すでに交渉が行われており、先週末から移籍に近づいていることが伝えられていた。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は3日、自身の『X』で鎌田の状況について「ダイチ・カマダのクリスタル・パレス移籍、here we go!金曜日に明らかになったように口頭合意に達し、今週にメディカルチェックが予約された。パレスはフリーエージェントとしてカマダが契約にサインするのをただ待っている状況だ。オリヴァー・グラスナーがダイチとの再会を望んだ」と伝えている。