「みなさまの熱い思いは確かに届きました」J1昇格は叶わなかった仙台が声明「我々の新しい歩みは、まだ始まったばかりです」
J1昇格PO決勝で岡山に敗戦
ベガルタ仙台は12月7日、「ベガルタ仙台を応援してくださるみなさまへ」と題し、声明を発表した。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 同日にJ1昇格プレーオフ決勝でファジアーノ岡山と対戦し、0-2で敗戦。4年ぶりのJ1復帰は果たせなかった。 クラブは「本日開催された2024J1昇格プレーオフ決勝、ファジアーノ岡山戦の敗戦をもって、ベガルタ仙台の今シーズンの全公式戦を終了しました」とし、次のように伝える。 「2024シーズンは新しい30年に向けた土台の作り替え、育成と目の前の勝負にも喰らいつくことを目標に戦いました。選手たち、森山監督、そしてコーチ、スタッフは情熱の炎を燃やし続け、プレーオフ進出を勝ち取り、J1への帰還にあと一歩まで迫りましたが手に入れることはできませんでした。 ベガルタ仙台にはレギュラーシーズンからホーム、アウェー問わず多くのみなさまが応援に駆けつけてくれます。そしてプレーオフ準決勝の長崎、決勝の岡山。我々のホームタウン仙台、宮城からは決して近くない場所でしたが本当に多くの、驚くほどのファン、サポーターに駆けつけていただきました。来場がかなわなかった方々もパブリックビューイングをはじめ、それぞれの場所から応援いただきました。みなさまの熱い思いは確かに届きました。ありがとうございます」 感謝の言葉は続く。 「そしてクラブ設立30年、新しい30年に向けたチャレンジのシーズンを手厚くご支援いただいた多くのパートナーのみなさま、ステークホルダーのみなさまに感謝申し上げます。また、日々クラブを報道いただくみなさまにも感謝申し上げます。特にプレーオフ進出以降の仙台、宮城の盛り上がり、雰囲気の醸成はメディアのみなさまの力添えがなければ実現しませんでした。クラブに関わっていただいた全てのみなさまの応援、ご声援、ご支援に心から感謝申し上げます」 最後は勝利で飾れなかったが、前を向くだけだ。 「我々の新しい歩みは、まだ始まったばかりです。我々は育成と目の前の勝負にも喰らいつくことをやめません。J1で安定して戦い続けられる足腰の強いクラブ、地域に愛され、必要とされ、子どもたちの目標となるクラブを目指すこと、そしていつの時代も、どこかの誰かの希望の光になれる、なり続けられるベガルタを目指してこれから我々は戦ってまいります。これからも共に歩んでください」 今季の悔しさを、来季以降のさらなる飛躍の糧とする。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「ダメだ泣けてくる」「グッとくるなぁ」J1昇格ならずも...仙台サポの惜しみない声援と拍手にファン感涙「地獄の底まで付いて行くよ」
- 「チケットはどうにかならなかったのかな」森山監督の仙台サポへの想い。「あと一歩」届かず逃したJ1昇格よりも前に来る目標は?
- 「ん? 2-0だったよな?」「プレーオフ怖すぎ」後半AT被弾でJ2昇格を逃した山雅に落胆の声「辛すぎでしょ」「試練が続く」
- 「やったぞ!!!J1だ!!!最高!!!」M-1王者、悲願成就に大大大興奮「ありがとうファジアーノ岡山」「J2昇格から16年。ついに」
- 「これは反則級」岡山の“重戦車”ルカオの圧巻パワー&スピードにファン驚嘆!「恐ろしいわ」「J1でも無双してくれ」