日本自動車殿堂発表 THS開発の内山田氏など5名が殿堂入り 歴史遺産車にはレガシィも!!
■歴史遺産車には2000GTやレガシィも
自動車殿堂は人物だけではなく、車両にも与えられる。歴史遺産車には4台が発表された。以下にプレスリリースより抜粋してお届けしよう。 【NS号(1909 年)】 NS号は明治末期に島津楢蔵氏により独自に開発された、空冷単気筒エンジンを搭載した日本初のモーターサイクルで、その後の量産モデルへと続く国産モーターサイクルの源流となった、歴史的名車である。 【トヨタ2000GT(1967 年)】 トヨタ2000GT は自社の技術を世に問うために、ヤマハの協力を得て開発された。国際速度記録を樹立、流麗なスタイリングを持つ日本製GT カーとして世界的に高い評価を得た、歴史的名車である。 【スズキ アルト(1979 年)】 スズキ アルトは軽自動車の排気量が 550ccへの拡大を機に、その本質を捉え、ムダや飾りを省いた低価格車として登場。当時低迷していた軽自動車市場を復活させ、今日の軽自動車の地位を確固たるものにした、歴史的名車である。 【スバル レガシィ (1989 年)】 スバル レガシィは富士重工業の世界戦略車として、走りの質の向上を目ざしたイノベーションから生まれ、AWD 技術やステーションワゴン市場を開拓するとともに、その後のスバル独自の基幹技術を確立した、歴史的名車である。
■日本自動車殿堂イヤー賞の4台も発表
日本自動車殿堂イヤー賞はクラウンセダン、ボルボEX30、クラウンスポーツ、マツダ MX-30 Rotary-EVが各賞に選出された。選出理由と各賞の紹介をプレスリリースより抜粋して紹介する。 【2024~2025 日本自動車殿堂カーオブザイヤー(国産乗用車)】「トヨタ クラウン(セダン)」および開発グループ 上級セダンの新しいイメージ創造に挑戦 FCEV を含む多様なパワートレーンで環境に対応 パーソナルとビジネスユースを高い次元で両立 【2024~2025 日本自動車殿堂インポートカーオブザイヤー(輸入乗用車)】「ボルボ EX30」およびインポーター 日本にフィットするSUV タイプのコンパクト EV オリジナリティの高いモダンでスマートなデザイン 高い運動性能と実用的な航続距離を実現 【2024~2025 日本自動車殿堂カーデザインオブザイヤー(国産乗用車)】「トヨタ クラウン(スポーツ)」およびデザイングループ クラウンらしさを覆す大胆で戦略的なスタイリング トヨタのフラッグシップ SUV として力強い造形 高品質の色とマテリアルを生かした魅力的な内装 【2024~2025 日本自動車殿堂カーテクノロジーオブザイヤー(国産乗用車)】「e-SKYACTIV R-EV:マツダ MX-30 Rotary-EV」および開発グループ ロータリーエンジンを活用した新ハイブリッド コンパクトな電動駆動ユニットの実現 既存技術を発展させ新たな分野への挑戦
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