食品も薬も交通も値上げ 10月も暮らし直撃 児童手当は拡充へ
10月も値上げラッシュです。 食品や飲料の値上げは2911品目に及び年内最大となっているほか、薬も値上げされます。 【写真で見る】食品も薬も交通も値上げ 10月も暮らし直撃 児童手当は拡充へ ■食品・飲料 値上げされる商品の中では飲料が最も多くなっています。 コカ・コーラボトラーズジャパンはペットボトル飲料など最大で18・9%値上げします コカ・コーラの500ミリ㍑は税抜きで160円から180円に値上げとなります また、油やお菓子も値上げとなり、お菓子はチョコレート関連が半数を超えたということです。 ■交通機関 福岡県内では、久留米市や宗像市、飯塚市、大牟田市など39の市町村でタクシーの初乗り運賃が現在の700円から780円に。 加算料金は286メートルから255メートルになります。 鉄道では、福岡県朝倉市と佐賀県基山町を結ぶ甘木鉄道が値上げします。 普通運賃は初乗りが20円値上がり。 定期券は通勤、通学とも約15%値上がり。 エネルギー価格や人件費アップなどが理由で、消費増税を除いた値上がりはおよそ29年ぶりだということです。 ■医薬品 第一三共ヘルスケアは、解熱鎮痛薬の「ロキソニン」やボディソープの「ミノン」など13品目を、6%~19%値上げします。 また、調剤薬局で特許が切れた先発医薬品の処方を希望する場合、自己負担額が引き上げられます。 ジェネリック医薬品の利用を促進し、医療費を抑制するのが狙いで、アトピーなどの皮膚炎の治療薬として処方される「ヒルドイド」やインフルエンザの治療薬「タミフル」など対象となる医薬品は1095品目に上ります。 ■児童手当は拡充児 童手当は10月分から拡充されます。児童手当法の改正によりこれまで対象年齢が中学生まででしたが高校生年代まで延長。第3子以降は支給額が3万円に増額されます。 所得制限も撤廃されます。 ■福岡市地下鉄 タッチ決済で最大料金サービス開始 福岡市地下鉄は10月からタッチ決済利用額の合計額が1か月1万2570円を上限とする、最大料金サービスを開始します。 同一のタッチ決済対応のクレジットカードなどで乗車すれば、何回乗車しても、1万2570円を超えることはありません。1万2570円は、全線定期券の「ちかパス」と同じ金額です。 参考:七隈線・橋本~博多片道340円往復で680円1か月に20日利用すると合計1万3600円。通勤定期の場合1万3080円。
RKB毎日放送