ヴァンデラー(Vanderer)がシトロエン ベルランゴをキャンピングカーにコンバージョン ミニバンの限られたスペースをフル活用したミニキャンピングカーの全て!
ヴァンデラー製シトロエン ベルランゴ ミニキャンパー。このベルランゴベースのミニキャンピングカーは、1cmたりともスペースを無駄にしない。
小型バンのキャンピングコンバージョンには需要がある。そのため、多くのメーカーが汎用性のあるモジュラーシステムの開発を行っている。しかし、シトロエン ベルランゴ、プジョー パートナー、トヨタ プロエース シティなどの限られたスペースに多機能ファニチャーをビルトインするヴァンデラー社ほど効率的かつ思慮深くコンバージョンするメーカーはほとんどない!
ヴァンデラー社は独オールゲーウ地方のケンプテン出身で、市場に出てまだ数年の若い会社である。シュトゥットガルトで開催される「CMT(アウトドア旅行フェスティバル)」に出展するのは、今回が2度目となる。
ヴァンデラー社からは、現在、2種類のモジュールが用意されている。長期のキャンプ旅行に適した「リビングルーム」バージョンと、追加収納スペースと初歩的な就寝オプションに重点を置いた「スリープ&ストレージ」バージョンだ。エクステンションは「シトロエン ベルランゴ」や他のメーカーの同じ車両に取り付けられる。
「シトロエン ベルランゴ」のヴァンデラー: 数々の機能を備えた美しい改造車
ミニキャンピングカーは限られたスペースしか提供しないが、改造された「ベルランゴ」には、キッチン、ベッド2台、ダイニングテーブル、シーティングエリア、収納スペースがある。これは独創的なシステムのおかげだ。取り外し可能なガスコンロ、シンク、食器類の収納スペースは、後部の左右に置かれた2つの頑丈なBOXに隠されている。キャンピングカーに乗り込むためのステップにも収納スペースがあり、アウトサイドテーブルとしても使える。 ベンチシートになっているBOXの天板を前方に押すと、室内用のIHコンロが現れる。ベンチの小さなボタンを押すだけで、キッチンユニットが上にせり上がる。
ベッドもシンプルな作りで、テーブルの天板がベッドの一部となっている。特に驚くべきは、ヴァンデラーが最近開発したエクステンションにより、ベッドの幅が2枚のスライドドアの高さで1.40メートルもあることだ!このサイズのキャンピングカーとしては異例だ。