米兵らの性暴力事件に抗議する市民集会、沖縄県知事「やはり組織ごと国にお帰りくださいという思いに」
沖縄県内で米兵らによる性暴力事件が相次いだことに抗議する市民集会が22日、沖縄市で開かれた。出席した玉城デニー知事は「一個人の責任にせず、米軍そのものの構造的な責任も求めていく」などと語った。 【表】米軍関係者による主な性暴力事件と沖縄県への連絡状況
集会後、玉城知事は報道陣に対し、米軍の責任を指摘した自身の発言に触れながら、「『やはり組織ごと国にお帰りください』という思いに立ち返らなければならない」などと述べた。
集会では日米両政府に対し、被害者への謝罪のほか、事件発生後は県などに速やかに情報提供することなどを求める決議を採択した。