浅井健一、楽曲を作る時間帯は「起きて2時間が勝負」
浅井健一が、最新アルバム『OVER HEAD POP』の制作エピソードを語り、夕方に聴きたいおすすめの音楽をセレクトした。 浅井が登場したのは、10月22日(火)に放送されたJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。アーティストがスタジオに生出演し、トークと共にオススメの楽曲をセレクトする。
ツアーに備えて体を鍛える
浅井健一は自主レーベル「SEXY STONES RECORDS」を拠点にバンドSHERBETS、AJICO、JUDE、PONTIACSやソロ名義で活動。番組には、3月にAJICOのUAと出演した以来となる。 Celeina:浅井さんのInstagramのなかで「ベンジースマイルクッキング」のコーナーが気になっております。最近、お豆腐の春巻きを作られていましたよね。 浅井:豆腐と大葉と海苔で作ったけど、あまりおいしくなかったです(笑)。チーズを入れたほうがいいと思う。 Celeina:ツアー前だからちょっとストイックなメニューで作ってみたんですよね。 浅井:そうですね。体を絞るためにはいいと思う。 Celeina:ツアー前は体作りをされているんですか? 浅井:そういうタイプですね。ジムで鍛えております。 タカノ:浅井さんは全国11会場をまわるツアー「アジコの元型」を3月から4月にかけて開催されました。僕も4月にZepp Shinjukuの公演に行ったのですが、めちゃくちゃカッコよかったです! 浅井:ありがとうございます! タカノ:MCでのUAさんとのやりとりもよかったです。 浅井:脚立に行くまでにラップをしながら歩くんだけど、そのラップが最高でしたね。
ポップを追求したソロアルバムをリリース!
10月9日、浅井は3年半ぶりとなるソロアルバム『OVER HEAD POP』をリリースした。収録曲の『Fantasy』をオンエア後、アルバムに込めた思いを聞いた。 Celeina:アルバムタイトルの由来を教えていただけますか? 浅井:頭の上をすっ飛ぶPOPですね。 タカノ:今回、POPにこだわって作られたそうですね? 浅井:そうですね。SHERBETSっていうバンドをやっておりまして、曲を作っているとなぜだか深くなっていくっていうか、“冬”みたいな感じになるんです。ソロで作るってことになって、自分のなかのおもしろい方面でいってみようと思ったら、そうしたら道が拓けました。 タカノ:カッコいいのはもちろんなんですけども、浅井さんのユーモアもふんだんに入っている感じがしました。 浅井:昔からおもしろいんですよね(笑)。 タカノ:カッコよくておもしろいって最強じゃないですか! POPなアルバムとのことですけども、歌詞を読んでいると深みがあると思ったんですよね。 Celeina:メッセージ性を感じますよね。 タカノ:『Fantasy』も書かれていることはすごくリアルなんですよね。 浅井:国を、世界をよくしたいじゃん? そういう思いが入っているんですよ。 タカノ:メロディーはすごくキャッチーじゃないですか。いい曲だなと思って歌詞を読んでみたら考えさせられる内容になっているんですよね。 『Fantasy』のMVでは浅井が描いたカラフルでシュールなキャラクターたちが、不思議な異空間で縦横無尽に駆け巡る、ユーモアあふれる映像となっている。 浅井:自分でグッズとかのデザインを25年ぐらい続けておりますと、キャラクターが必要になってくるんですよね。 タカノ:チャーミングな部分がMVにも出ていますよね。浅井さんが描かれてキャラクターをCGで落とし込んだんですか? 浅井:そう。監督さんがすごく頑張って作ってくれました。 Celeina:浅井さんは普段何で絵を描かれますか? 浅井:リキテックス(アクリル絵具)とか普通のペンですね。手描きをスキャナーで読み込みます。 タカノ:キャラクターたちがMVで動いていますので、みなさんもぜひチェックしてください。