11日間のラグジュアリークルーズ全部見せ! 船内は? 食事は? シルバーシーの船旅を徹底レポート
◆9日目:終日航海。やり残したことはない? 船内をアクティブに満喫
朝は、初めてルームサービスをお願いし、2回目の終日航海日の予定を立てます。ジムのストレッチや、体を動かすアクティビティに積極的に参加しつつ、毎日「何を食べようか」と考える日々も残りわずかとなりました。 ランチは日本食の「鈴なり」(ジャパネットクルーズ限定)へ。ラーメンと悩んだ末に、うな丼をいただくことにしました。 終日航海日とあって、シアターではお昼にもジャパネットクルーズ限定のショーが開催。なんと「おぼんこぼん」さんが漫才を披露され、大御所の登場に会場は大にぎわいです。 夜はイタリアンレストランで軽く済ませ、恒例の夜のショーを見るためにシアターへ。すると入口にバトラーがずらりと並んでお出迎え! まるで映画のワンシーンのよう。 あとわずかで下船だと寂しさがこみ上げます。クルーズは折り返し以降の後半から時が流れるのが早く感じられました。部屋に戻ると、バトラーがピカピカに磨いてくれたスーツケースが荷造りをしやすいように準備されていました。
◆10日目:最後の寄港地、伊勢志摩(三重)で桜を愛で、スペシャルなディナーを
最後の寄港地である三重へ到着。船を沖に留めてテンダーボートで港と行き来します。テンダーボートは待たされることが多いのですが、乗客数も少ないからかスムーズに外へ。残念ながら本日も雨で水墨画のような景色が広がります。 今回のクルーズ、桜前線となかなか交わらず、やっとここで桜を見ることができました。 昼過ぎに船へ戻り、ハンバーガーとシャンパンで遅めのランチタイム。すっかりと昼からシャンパンを飲む生活に慣れてしまって、日常に戻れるか不安も……。おやつはフルーツサンドを紅茶とともに。部屋に戻り、荷物をまとめ、下船の準備を整えます。 このクルーズ最後のディナーは、「アトランティード」でのスペシャルメニュー。実はシルバー・ムーンは、事前にオーダーをすると、メニューにない好きなものを作ってくれると聞きオーダー。前菜にはキャビア、メインはフォアグラのロッシーニという高級料理をお願いし、スタッフのリコメンドのワインをあわせていただきます。 言うまでもなく、絶品! 例えばレストランのメニューは日替わりですが、別日にいただいておいしかったものも、リクエストしておけば再度作ってくれるよう。さすがラグジュアリー船だと感じます。 食後は荷造りを完了するため一度部屋へ。下船時に下ろしてほしい大きな荷物は、廊下へ指定の時間までに出しておく必要があるのです。準備が整ったら、旅を振り返りつつクルーズ最後の時間をバーで過ごします。