11日間のラグジュアリークルーズ全部見せ! 船内は? 食事は? シルバーシーの船旅を徹底レポート
この春に乗船したのは、東京発着の11日間のクルーズ。日本発着クルーズは1週間程度のものが主流でしたが、海外からの旅行者が増える中、長めのクルーズが増えています。 【写真70枚以上】ラグジュアリークルーズで体験できることをまとめて見る! 「そんなに長くて飽きないの?」と思われそうですが、実は乗船してみると11日間でも短いくらい! 今回は「シルバー・ムーンで優雅に巡る陽春の日本絶景ツアー11日間」(ジャパネットクルーズのフルチャーター)を、乗船から下船まで1日ずつ振り返りながらレポート。 食べたものや過ごし方など11日間のラグジュアリークルーズの世界をご堪能ください。
◆乗船したのは「シルバー・ムーンで優雅に巡る陽春の日本絶景ツアー11日間」(ジャパネットクルーズクルーズ)
今回乗船したのは、ラグジュアリー船のシルバー・ムーン。行程は東京発着の10泊11日で、熊野・新宮(和歌山)、徳島、釜山(韓国)、長崎、鹿児島、奄美大島、伊勢志摩(三重)という7つの寄港地を巡るクルーズです。シルバー・ムーンは、ショーや食事・お酒などのドリンクはすべて旅行代金に込み。 以下ご紹介のものはすべてクルーズ代に含まれます。では、ラグジュアリーな船旅の世界へ出発!
◆1日目:東京国際クルーズターミナルから出航。あっという間に夜が更ける
品川駅からの連絡バスで、東京国際クルーズターミナルへ。荷物を所定の場所で預けたら、ほどなくしてチェックインが始まります。乗船人員が少ないこともあり、とってもスムーズ。 客室に荷物はまだ届いておらず、遅めの昼食をとりに7階にあるレストラン「ラ・テラッツァ」のビュッフェへ。 荷物が届き荷解きをしていると、避難訓練の案内があったので指定された避難場所へ。それが終わったら船内説明会へ参加し、Wi-Fiの設定(※シルバー・ムーンは標準でサービスあり)などをしていると船は出航。 クルーズ初日は忙しく、あっという間に夜は更けて夕食の時間です。迷った末にレストラン「アトランティード」でコース料理の夕食をとることに。シャンパンで乾杯をしたら眠くなり、今日はシャワーを浴びて早めに就寝。
◆2日目:和歌山(新宮)へ寄港。世界遺産の熊野那智大社へ
目覚めるといい天気! 毎朝7時からはジャパネットクルーズ限定のラジオ体操の時間。 運動をした後は、「アートカフェ」でカプチーノを飲み、和食レストラン「鈴なり at-SILVERSEA」(ジャパネット限定)で、朝食をいただきます。 この日は和歌山へ寄港。天気も良く、タクシーで熊野古道の入り口である山門坂へ。そこから熊野古道を歩いて熊野那智大社、那智の滝へと向かいました。 世界遺産である熊野那智大社や那智の滝など一帯を観光したら、帰りは路線バスを乗り継ぎ港へと戻ります。遅めの昼食をプールサイドにあるピッツェリア「スパッカ・ナポリ」でいただくことに。外の気候もちょうどよく、焼き立ての大きなピザとおすすめのワインを堪能。 夕食はお腹が空かず、「パノラマラウンジ」でバンドの生演奏に耳を傾けながら、お酒とカナッペで済ませてシアターへ。ジャパネットが主催のスペシャルコンサート(ダンスとバイオリンの競演)を楽しみ就寝。