ブラックストーンCEO「日本は新たな成長期に」個人向け商品拡充
「この手の融資でのわれわれのデフォルト率は0.3%だ」とシュワルツマン氏は健全性を強調。その上で、「保守的な信用供与の能力にはかなりの自信を持っている」と述べた。
貸出先は銀行融資に比べて信用力の低い企業や新興企業が多く、米連邦準備制度理事会(FRB)が22年に積極的な利上げを開始して以降、破綻や債務不履行の増加リスクに直面。UBSグループのコルム・ケレハー会長は昨年末、危険なバブルについて警告し、波紋を呼んだ。
一方、来日に先立って、シュワルツマン氏は27日、中国・北京でほかの米企業経営者らとともに参加した会合で、中国の習近平国家主席に面会した。
この会合については「少なくとも習主席の視点からは、外資誘致に非常にオープンだと感じた」と述べた。政治リスクなどから中国への海外直接投資は大幅に減少しており、こうしたことがあると「たいていの人は問題を解決しようとするものだ」との考えを示した。
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Takako Taniguchi, Finbarr Flynn