小池都知事が外国特派員協会で会見(全文)外国企業をサポートして東京を活性化
日本初の女性総理を目指す考えはあるのか
読売テレビ:知事、今日はありがとうございます。読売テレビの【ハクカワ 00:51:22】です。短く2つお聞きしたいと思います。1つはオリンピックについて招致のときは東日本大震災の被災地の復興ぶりを世界に見ていただきたいという話もあったと思いますが、それに対して野球は福島とかサッカーは宮城というのも入っていますし、聖火が福島からっていうお話も聞いていますが、国民の間ではもう少し東北が関わり合ってもいいのかなというふうな思いがあると思うのですが、これも組織委員会の話でしょうが、知事としてはどういうふうにお考えかっていうことが1つ。 それともう1つは、知事の今後の政治活動についてお伺いしますけれども、知事の2期目も含めて、将来の国政の復帰とか、日本で初めての女性総理を目指す志はいまだにお持ちなのかっていうことをお聞かせください。 小池:最初のご質問ですけれども、2020年大会について私は2つのことをいつも繰り返し申し上げています。まず、パラリンピックの成功なくして大会の成功はなし。2つ目が復興五輪、復興オリンピック・パラリンピックの成功なくして大会の成功はなし、この2つです。そして今、ご質問の中にありましたように、福島をはじめとし、また福島をはじめとする被災地でのこのオリンピック・パラリンピックの開催はもとより、例えば東京都といたしまして福島の再生エネルギーで作られたエネルギーを水素に変えて、その水素を東京に持ってきて、その水素で選手村の一部を動かすということを進めております。 それからオリンピック2020年大会ではありませんが、来月3月3日はいよいよ東京マラソンの日であります。多くの皆さんもエントリーを希望されておられると思いますが、今年は3月3日の開催となっております。そして毎年、被災地の高校生たちを10キロマラソンの分野で、カテゴリーで1000人ご招待をしているということで、被災地の若者たちに今度はエネルギーを送る。そのようなサポートをしております。 2つ目のご質問でありますが、今、私は2020年の大会の準備、これにも集中しております。