組み合わせ抽選 龍谷大平安VS津田学園 福知山成美VS筑陽学園 闘志新たに /京都
<センバツ2019> ◇ 龍谷大平安VS津田学園、第3日・第1試合 福知山成美VS筑陽学園、第4日・第1試合 第91回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであった。京都勢の2校は、龍谷大平安が大会3日第1試合(25日午前9時開始予定)で昨秋の東海大会で準優勝した津田学園(三重)、福知山成美は4日目第1試合(26日午前9時開始予定)で昨秋の九州大会を初制覇した筑陽学園(福岡)との対戦が決まった。 抽選会には出場32校の主将と監督らが出席した。龍谷大平安の水谷祥平主将(2年)と福知山成美の岡田健吾主将(2年)も関係者らが注目する中で堂々とくじを引き、決まったそれぞれの対戦相手の主将とがっちりと握手して健闘を誓い合っていた。【佐藤孝治 ……………………………………………………………………………………………………… ◇勝負強い打撃陣 ■津田学園 1987年創立の私立校。野球部は91年に創部。これまでセンバツは96年と2002年、夏の甲子園は17年に出場した。エースの前佑囲斗(ゆいと)投手は最速148キロの直球と130キロの高速スライダーが武器。昨秋の公式戦13試合で73回2/3を投げて防御率は2.08、三振82個を奪った。打線は東海大会で3試合連続本塁打と活躍した前川夏輝選手が中心で、阿万田琉希、藤井久大両選手も勝負強い打撃を見せる。OBに阪神の桑原謙太朗投手ら。 ◇粘り強さに定評 ■筑陽学園 1923年に九州家政女学校として創立。48年に筑陽女子高校を設置し、58年には太宰府高校を併設。65年に両校を統合し、男女共学の筑陽学園高校と改称した。野球部は60年創部で、現在は52人の部員が所属。2003年に夏の甲子園に出場したが、春のセンバツ出場は初めて。いずれも2年生の西雄大、西舘昂汰、菅井一輝の3投手を軸にした堅守のチームで、粘り強さに定評がある。OBにプロ野球・広島の長野久義選手ら。 〔丹波・丹後版〕