カワサキの“スーパーモト”待望の復活!「オフ車にオンロードタイヤを履かせた」新型「KLX230SM」2025年1月13日に発売決定
絶滅危惧種の国産“スーパーモト”復活が決定
カワサキモータースジャパンは、「モーターサイクルショー2024」に出展して注目を集めた“スーパーモト”「KLX230SM」を、2025年1月13日に発売するとアナウンスしました。 【画像】「えっ!…」スーパーモトならではの楽しさ満載! これがカワサキの新型「KLX230SM」です(30枚以上)
“スーパーモト”というカテゴリーは、オフロードバイクにオンロードタイヤを装着したモデルを指し、軽さを活かしたキビキビとした軽快な走りが特徴です。 “モタード”や“スーパーモタード”とも呼ばれる“スーパーモト”は、街中でもキビキビと走りやすいことから2000年代にブームとなったものの、昨今は各ブランドのラインナップが激減していました。そんな状況下に発売される新型「KLX230SM」は、国産ブランドとして貴重な存在となりそうです。 新型「KLX230SM」はその名のとおり、2024年11月27日に発売されるオフロードバイク新型「KLX230」をベースにしており、スタイルやメカニズムなどは新型「KLX230」に通じる内容となっています。 ルックスは、競技向けモトクロッサーである「KX」シリーズのイメージを軽装したスリムでスタイリッシュなもの。ヘッドライトやシュラウドなどのエクステリアパーツは従来モデルからデザインを一新しています。 新型「KLX230」との大きな違いは足回りで、新型「KLX230SM」は前後17インチサイズのホイールとオンロードタイヤを装着しています。 また新型「KLX230SM」は、フロントフォークにはインナーチューブ径37mmの倒立式を採用することでフロント回りの剛性を確保。オンロード性能を追求しています。 フレームは、ステアリングヘッドからスイングアームピボットを直線的に結ぶペリメター構造の鋼管セミダブルクレードルを採用。新たに設計されたリアのサブフレームやショックアブソーバー設定の見直しなども図られています。 加えて、キャスター角/トレール量の変更や、ハンドルやステップの位置も見直すことで、ハンドリングと扱いやすさも向上させています。 ●車体色はワイルドな雰囲気の2色を設定 そんな新型「KLX230SM」が搭載するのは、最新の排ガス規制をクリアした232ccの空冷4ストローク単気筒エンジン。軽快なエキゾーストノートを弾かせて、軽量・スリムな車体をライダーの思いのままに操ることができます。 そのほか、Bluetooth通信機能を搭載した液晶ディスプレイインストゥルメントを層にするなど、ツーリング時の快適性も追求しています。 ワイルドな雰囲気とオフロードテイストを街で堪能できる新型「KLX230SM」のカラーラインナップは、バトルグレーとファントムブルーの2色。気になる価格(消費税込)は61万6000円となっています。
VAGUE編集部