「雨が降るとなんだか調子が悪い…」“雨だる”の原因と対処方法を医師が解説
耳がポイント? ”雨ダル”症状の対処法
気圧の変化に左右されない、自律神経を作るのがとても重要です。実践していただきたいのが、耳の血行をよくすること。なぜなら気圧の変化を察知するのは耳内部の内耳であり、血行の悪化が雨ダル症状の発症に関係しているからです。
【タオル体操】
今すぐ実践できる、おすすめのトレーニングを2つご紹介。気圧の変化で痛みが出る前に試してみて。 雨ダルさんの多くは、内耳以外でも深刻な血流不足に陥っている部位が見られます。それは、首と肩まわりです。私がぜひおすすめしたいのが、首を中心に肩~背中までをほぐすストレッチです。首にこりや痛みがある人は、首の重だるさが消えて可動域が広がります。
フェイスタオルを首にかけ、手でタオルの端を持つ
首の後ろの中央にタオルが当たるようにする
タオルをかけたら、ななめ上にゆっくり引っぱり上げる
45度の角度で持ち上げる
タオルに首をあずけて目線は自然にななめ上を見る
首にアーチができるのをしっかり意識
全身の力を抜いて、10秒間ゆっくり呼吸する
あごを上下させて10回うなずく