イスラエル首相、レバノンでのポケベル攻撃「自分が許可」
【AFP=時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーらが使用するポケットベル(ポケベル)型の小型通信機器などが相次いで爆発した9月の事件について、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は10日、自らが攻撃を承認したことを明らかにした。イスラエルがこの攻撃への関与を認めたのは初めて。 【関連写真10枚】小型通信機器が爆発したとされる現場、など 同氏の広報担当官がAFPに対し「ネタニヤフ氏が10日、レバノンでのポケベル攻撃を許可したことを認めた」と述べた。 レバノンでは9月中旬に2日連続でポケベルなどの通信機器が爆発し、約40人が死亡、約3000人が負傷した。以降、イスラエルはレバノンで大規模な軍事作戦を展開している。 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスによる昨年10月7日のイスラエル攻撃を受けて激化したガザ紛争。同盟関係にあるヒズボラもハマスを支援するため、イスラエルに対する低強度の攻撃を行っていた。【翻訳編集】 AFPBB News