「信濃大町」の酒で乾杯を 全国初、酒販店にPR
全国で初めて酒米を収穫する水田や製法まで指定した日本酒の地理的表示(GI)「信濃大町」(長野県大町市)を首都圏の酒販店にPRするイベントが14日、東京・銀座のホテルで開かれた。 イベントは関東信越国税局主催。たる酒の鏡開きの後、GI指定の日本酒と、海外展開を意識した洋食が提供され、参加者は特徴とされる米のうまみやふくよかな香りとのペアリングを楽しんだ。出品した北安醸造の伊藤敬一郎社長は「肉のジューシーさにも負けないお酒に仕上げた」とアピールした。 GIは、産地名を冠した地域ブランドを保護する制度。