韓国ノーベル賞作家の「目を閉じた表情」、外国出身韓流スターの「流ちょうでない韓国語」…パロディー化して袋叩き
【10月22日 KOREA WAVE】韓国の人気バラエティ「SNL KOREA」で、ノーベル文学賞受賞者のハン・ガンさんや、人気グループ「NewJeans(ニュージーンズ)」メンバーのハニをパロディー化した演出があり、批判を浴びている。 19日に公開された「SNL KOREA」シーズン6で、ハン・ガンさんがインタビューを受ける様子を、俳優キム・アヨンがパロディー化した。ハン・ガンさん特有の静かな言葉遣いと目をほとんど閉じたような表情、頭を下げた姿勢を真似し、「受賞を知らせる連絡を受けて最初は驚き、電話を切ってからは現実感と感動が感じられました」と受賞の感想を真似て話した。 これに対し、ネット上では「ハン・ガンさんの控えめな物腰を喜劇化すべきでない」との指摘が相次いだ。 また、ハニが15日、国会環境労働委員会国政監査に参考人として出席した際の様子を、俳優チ・イェウンがパロディー化した。 チ・イェウンは、ハニが松田聖子の「青い珊瑚礁」を歌った際の舞台衣装を真似て登場し、ベトナム系オーストラリア人であるハニの韓国語を真似しながら「職場でいじめに遭って出席することになった」と泣く演技を繰り広げた。 だが、ネット上では「外国人の韓国語の発音を真似するのは人種差別だ」との指摘や、「職場内いじめ問題を喜劇化している」などの批判が相次いだ。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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