魅力再発見 中部の産業観光 (5) JERA 川越電力館テラ46 (三重県川越町) 地球46億年 資源の歴史学ぶ 開館28年で348万人が来場
また、屋外には中部圏の地形を1600分の1に縮小した「伊勢湾ジオランド」がある。各名所の案内や、音の出る遊具などが点在しており、子どもたちの歓声が響く。 イベントも定期的に開いている。3月は23、24の両日にプラネタリウムやワークショップを開く。春休みのイベントとしてにぎわいそうだ。 来館者数は、コロナ禍前で年間約6万~7万人が訪れていたのに対し、今年は既に3月までに7万2千人(発電所見学除く)が来館している。コロナ禍に画像共有アプリ「インスタグラム」で施設の魅力を広くアピールした効果が表れている様子だ。 中部電力グループの中電クラビスで川越電力館館長代理を務める村山嘉尚氏は「当館でエネルギーや科学に興味を持っていただけるよう、多くの方にご来館いただきたい」と話している。 メモ JERA川越電力館テラ46の住所=三重県川越町亀崎新田朝明87の1。開館時間は午前9時から午後4時半(入館は午後4時)まで。休館日は毎週月曜日(祝日・振り替え休日の場合は翌日)と第3金曜日。年末年始。入館料は無料。